激動の3週間

今日は、本当は独語で書く回だけどイレギュラーで。

先週小さい頃から遊びに行っていたおじさんが64歳の若さで亡くなった。
おじさんは父の親友であるのと同時に、母の従兄弟でもあり、何より父と母の間を持ってくれた張本人。
今の俺がいるのもこの人のお陰ということになる。

沈黙の臓器「膵臓」の病気だったから、あっという間に調子が悪くなった。
本当にショックだった。
仕事を休んで会いに行ったのが最後だったが、俺のこともわかってくれて話ができたのがせめてもの救いだ。
来年ある大事な会に呼ぶことを決めていたのに....。

おじさんの家族(兄弟のように育てられた)のショックも想像に耐えない。
毅然とした態度で、我々に接している姿は本当に頭が下がった。
自分がその立場だったらと思うと。

そして、今回のことで改めて見直した人たちがいる。

「両親」だ。

おじさんとは一緒に旅行に行くなど付き合いが深かったことはあるが、
父と母の活躍は肉親である俺から見てもすばらしいものだった。
特に父のみんなをまとめるその力は尊敬に値する。
先週まで、相当の疲れがたまっているのが見えて心配だったが、
昨日からもともと計画していた旅行に行っている。少しでも羽を伸ばしてきてくれればという気持ちだ。


俺自身もこの2週間は本当にばたばたしてしまって(仕事も重なっていた)、やや辛かったけど(何かできたわけでもないのに)、今週は久しぶりにいつもの通りの週末になっている。

人の死という衝撃が、時間によってやわらげられていくのは不思議な感覚だ。

日々無事に過ごせることを本当に幸せに思う。