産まれました!

長女の手

待望の記事がようやく書けます!
先週6月30日、無事に娘が産まれました!
(よかった〜、ピンクの服が無駄にならなくて)
母子ともに元気で、今のところ問題なしです。


長男が早産だったこともあり、本当に最後まで不安でいっぱいでした。
走馬灯のように長男の時の出来事が頭をめぐり続けていましたが、
「今度は大丈夫、今度は大丈夫」と自分に言い聞かせ、平静を保つように心がけました。


出産当日は、帝王切開であったこともあり、いつ手術をするかという、
お医者さんの手の空き次第という状態で朝から昼過ぎまで待っていました。


待っている間は、嫁と”とりとめもない”ような話をしていました。
嫁は長男の時のようなことがないように、ひたすら安静にし、万全を期してここまで来ており、
手術を目前にしても、不安はあるものの、「いつでもこい」という逞しいオーラを感じました。
残念ながら、こういう時お父さんは何もできません。
命がけで子供を産む女の人は、何倍も大きく見えますね。
とはいえ、点滴を打つことで徐々に自由を奪われていくのを見るのは、かわいそうでしたが。


手術の時は、廊下で待っていました。
出産とかと言うと、よくドラマとかで、深夜や明け方、
病院のベンチで頭を抱えながら”手術中”という指示灯が消えるのを待ち、
赤ん坊の泣き声で、父親が感動と安堵の顔を上げる、
なんていう場面を思い浮かべるかもしれませんが、
私の場合は、平日の真昼間、自由奔放に走り回り、大騒ぎする長男をなだめながら待つ、
という極めて騒々しい待ち時間でした。正直疲れましたね。


産まれるとすぐ、子供を抱かせてくれました。
感想ですか?
「軽い!」これが第一の感想でした。我ながら本当にKYだと思いました。
かなり待たされたのもあったのと、騒ぐ長男の相手をするのに必死で、
長女を抱いたことによる感動を味わうことがあまりできませんでした...。残念。
もちろん時間が経った今では、実感がかなりわいてきましたけど。


その後、嫁が手術室から病室に戻ってくるまで待っていたのですが、
その間も長男の相手で、疲れました。
本当に男の子の相手は疲れます....。


嫁は、全く動けない状態で戻ってきました。
嫁を見たときの第一印象は、”安堵と痛み”を感じているな、というところです。
痛みはその後もひどそうでしたね。痛み止めをもらったくらいでしたから。
嫁だけに痛みをしょってもらって申し訳ないという気持ちはありますが、私では無理とも思います...。



今、長女も嫁も、嫁の実家に帰ってきています。
長男は、お父さんお母さんがとられてしまったためか、
「赤ちゃんがえり」をしているように思います。よくわがまま言ってますよ。


嫁、長男、長女の3人そろって同じ部屋で寝ている場面を見ると、
ほのぼのしますし、この家族を養っていかなくてはいけないという使命感も感じます。


でも、やっぱり思うのは、家族が増えたことで楽しみも増えるだろうな、
という期待感が大部分を占めていますね。



最後に、この場をかりて、謝辞を...。
嫁、長男、そして私の面倒を率先して引き受けてくれている、嫁のご両親、特にお母さん、
長女の名前を決めるのに色々動いてくれた私の両親、
かわいい女の子を産んでくれ、痛みをしょってくれている嫁、
最後に我が家に産まれてきてくれた長女。


みんなの協力で、今回は”普通”の出産を迎えることができました。
どうもありがとうございます。



後は、4人家族生活を存分に楽しもうと思います!