震災後1週間

みなさん

今回の震災、東北はもちろん、関東にも大きな影響がでています。
我が家は幸いながら家族ともに元気です。

被災された方々、お見舞い申し上げます。

被災地の方々に対しては、募金をする、節電をする、経済を立て直すため自分の仕事をする、
くらいしかできない現状があります。
本当に申し訳ありません。

一方で、関東で行われている計画停電に関しては、対応として、
いくつかおススメがあるので、
情報共有の意味も兼ねてここに書いてみたいと思います。




1.保温関連
電気が止まると、温かいものの準備が難しくなります。

そこで我が家でやっているのは、保温鍋と水筒による食事やお湯の保温です。

理屈は簡単です。
電気が通っている間に料理やお湯を沸かすという作業を行い、
料理は保温鍋(魔法瓶形式のやつ)と水筒に入れてしまうというものです。
料理は5時間近く、お湯も8時間くらいならいわゆる、「適度」な温度を保つことができます。

保温鍋はThermos、水筒は象印を使っています。

ご参考:
http://hoonnsuitou.blogspot.com/

保温に適した水筒を選んでくださいね。





2.懐中電灯
懐中電灯そのものが売れ切れ続出の現段階では難しいかもしれませんが、
もう少しで物流の混乱も収まれば入手可能になるかと思います。

ここでのお勧めは、普通に手でもつものではなく、ヘルメットにつけるようなヘッドライトです。
あたまにつければ両手を使える状態で光を得ることができるので、家庭で常備するのには非常に優れていますよ。
昨夜は夜の停電だったのですが、家内が頭にライトをつけながら炊事をやっていました。
我ながらいいものを準備しておいたと思っています。

あと、徒歩で通勤、通学している方。
夜停電になると、車のライトと月明かり以外光が無くなってしまいます。
自分の存在を知らせる意味でも、ペンライトを一つ持っているといいと思いますよ。
もし、手元になければ携帯をあけたりしめたりして内側/外側画面の光でもいいですね。
駅から出た瞬間、3メートル先くらいの人の存在が見えにくくて怖かったです。



女性は特に夜6時以降の外出は非常に危険と考えます。






3.掃除

当然電気がなければ掃除機は使えませんよね。
ところが、いわゆる「コロコロ」ってありますよね。
シール面が外側についたローラーのことです。
これはほこり取りや掃除に非常に向いています。

フローリングは、ダスキンモップ見たいのものでもいいのでしょうが、
絨毯や畳はコロコロが最強です。

埃は絶対に離しませんし、少し汚れてきたらいちばん外側を一枚はがせば新しいシール面が出てきます。
布団のほこり取りにも最適です。

電気が来ないと気持ち的な意味でも沈みがちですが、掃除をやるだけでも少し気が晴れます。






4.ラジオ

携帯ラジオの必要性が叫ばれて久しいですが、FMだけでよければ、
ポータブルプレーヤーでFMラジオを聞くことは可能です。

普段は音楽で楽しませてくれますが、いざという時ラジオに変化してくれるプレーヤーはすぐれものですね。
外出時は音楽ではなく、最近はラジオばかり聞いています。
状況は刻一刻と変わりますから。


ごくごく当たりませ過ぎたかもしれませんね。
こんな玉しか出なくてすいません。
とりあえず、誰かの参考になればと思っています。





5.発電機

我が家は発電機を導入しています。
Honda製品のENEPOというものです。

http://www.honda.co.jp/generator/enepo/

Hondaという会社は、災害を想定した製品をいくつも持っています。
会社としても3000台ものEnepoを被災地に提供したと発表しています。
バイク、自動車メーカーでありながら、災害時に自社製品を役に立てることができる、
他の機械メーカーにはない魅力ですね。





6.番外編

放射線放射線とマスコミがうるさいですよね。
私の住んでいる近くの埼玉県和光市理化学研究所放射線量をモニタリングして、
一日に二回くらい放射線量の経時変化を発表してくれています。
正直、定常よりは3〜4倍くらいになっていますが、値自体は非常に小さいです。
ただ、時間帯によって上がったり下がったりする日もあるので、参考までに見てみるのはいいかもしれません。
事後報告というところだけが残念ですが。
政府の発表よりも信頼性は高いと考えています。

http://www.riken.go.jp/r-world/topics/110314/monitoring.html







7.最後に

今自分ができることを一生懸命考えています。
やっぱり、結論としては、家庭をきちんと守り、経済を復活させるために会社員としての役割を全うして業務を推進し、
普段通りの生活をするというのが、今できてかつ重要なことなんだと思います。
電車もしょっちゅうとまるし、ありえないくらい混んだりもしますが、
お金を稼ぐために仕事をやる、というのが大前提だと再認識しました。


今できることを全力で頑張る。
これしかできないですね。
会社の上司、同僚、妻、子供、みんなが普段通りに生活できないことに疲れています。
こういう時だからこそ、平常心が大切なんだと実感しました。


長々とすいません。
普通の生活に戻れるよう、私も一社会人としてがんばります。


Shu