畳の表替え

本ブログへのご訪問ありがとうございます。



本ブログの管理人は築14年の中古マンションを買ったのですが、
以前のブログでも紹介したように節々に傷みが.....。



水漏れを起こしていた水栓金具を自力で交換したのはこのブログでも述べました。


そして、昨日ず〜っと気になっていた畳の表替えを遂に完了しました。



引っ越してきた当初からい草のほつれが激しく、ゴミが大量に出る毎日。


表替えしたかったものの様々な行事が重なりこの3か月はチャンスを逃し続けていました。


そして、家の行事も落ち着き、消費税があがるということもあり、思い切って表替えをするタイミングを設定したというわけです!


畳を替える前の状態。大分色あせているのがわかります。



少し拡大すると、このように各所に傷みが。



いよいよ畳を外します。


外すと下は果物を包むような薄ーいクッションが、
コンクリートの上に直びき。意外とシンプルな構成なんだ.....。


そして当然の質問。


朝9時前に取りに来たので、


「何時くらいに仕上がってこちらに持ってきてもらえますか?」


とききました。



答えは、


「夕方6時か7時頃になります。」


おー、結構時間かかるんだ〜。


で、結局届けてくくれたのは7時半過ぎ!



年度末だから混んでいたんだろうなぁ.....。


そして、念願の表替え済みの畳!




久々に嗅ぐ「い草」のかおり!


ただし、い草を染めているため、使用前に拭いてくださいとのこと。


拭いたらびっくりするほど、「真っ黒!」


とはいえ、無事にもろもろ終了しました!


少しずつですが、我が家が新しくなっていくことは嬉しい限りです!



本ブログへのご訪問ありがとうございます。


※(本内容はぜひ多くの方に読んでいただきたいという管理人の考えから、管理人が書いている3か所すべてのブログで同内容を記載させていただくことをご了承ください)



2014年3月11日で震災から丸3年ですね。



自然の力は時にやさしく、時に厳しいです。




自然の力の前では、地球上の上にいる生物の力など及ぶわけもありません。




今でも多くの方が避難所生活を余儀なくされ、肉親を亡くされた方々の悲しみが癒えるわけもありません。
(私の知り合いにもご両親を津波で亡くされた方がいます)




今回のブログではこの復興の大きな妨げになっている原発事故について、新聞記事、科学雑誌などの内容を踏まえて書かせていただきます。



一言でいうとホラーです。



この状況を分かっていても再稼働に動こうとする政権の意図が全く理解できません。




とりあえず、ひとつずつ時系列で書いていきます。




1.震災前


これは私も知らなかったのですが、福島第一原発の管理の一端を担っていたGE(ジェネラルエレクトニック)が東京電力と一緒に、2002年の原子炉の定期検査で見つかった亀裂などの不具合を隠ぺいしていた、という新聞連載が最近載っています。



結局この件は、勇気あるGEの社員による内部告発で公になったようですが、
原子炉の信頼性はこのような隠ぺいの上に成り立っていた虚像の可能性があります。



元々安全神話など存在しえないということがよくわかるエピソードです。




2.震災直後


すべての主タービンが緊急停止。非常用発電機始動。

その後15時35分に到達した津波により1、2、4号機で電源喪失


この津波がきっかけで制御不能になったというのが現段階での解釈ですが、これも新聞記事や科学雑誌で新たな事実が述べられています。


  • 3号機は人為的ミスにより原子炉が暴走した


3月13日、2時42分にある冷却手段を試すため、唯一動いていた3号機のHPCIとよばれる高圧注水系を手動停止。


しかし、試した冷却手段がうまくいかず、HPCIの再起動を試みるも失敗。これにより3号機は冷却手段を失い、圧力が急上昇する。


その後、メルトダウンが起こり水素爆発までつながった。


  • 津波でなく、地震の揺れで原子炉が損傷した可能性がある


 津波が無ければ、という考えを否定する話が新聞に載っています。上の項目でもあったように検査結果を隠ぺいしようとする考えがはびこっていた可能性あり。


そのため、地震の揺れの時点で各種配管が破損していた可能性も十分あるとのことでした。



このことを検証しようとした、元原子炉のエンジニアが東電に震災直後からのデータ入手を試みましたが、原子炉損傷可能性を示す不可解なデータもあったとのこと。



 少なくとも2号機、3号機、5号機では地震の揺れは想定を超えており、設計を上回る揺れが原子炉に与えられていたことになります。


  • 地震の揺れで外部電源設備は損壊


 これは既に確認されていることですが、地震により外部電源設備は破損していました。この時点で、津波が来なければ大丈夫だったという話は信頼性に大きく欠けると考えられます。




3.汚染水対策


 いまだに尾を引く汚染水問題。これは本当に恐ろしいことを物語っています。

  • 汚染水浄化装置の盲点


 汚染水を浄化装置で浄化したら終わり、と思っていませんか?


汚染水を浄化したろ過装置にはどんどん放射性物質が蓄積し、ある程度の頻度で交換する必要があります。


交換したろ過装置のフィルターは放射性廃棄物となります。


当然人も近づけないような廃棄物。これが日々積み重なっていっているのです。



さらに流入する地下水のために汚染水そのものも増え続け、タンクに「とりあえず」溜め続ける日々。

原子炉へ注水する水の倍の汚染水が増え続けています。2012年の一年間で増えた汚染水は15万立方メートル。


毎年50メートルプール38杯程度の汚染水が増え続けている計算です。


この汚染水問題を解決する手段として「空冷法」が検討されているようです。


しかしながら未知な部分が多く、実用化には至っていないようです。





4.放射性物質のゆくえ



 管理人個人的に最も危惧している内容です。



そうです。燃えて消えるわけではないので放射性廃棄物は地下に保管し続けることになるのです。

これこそ大問題ではないでしょうか?ものによっては数万年、数千万年にわたって保管を続けなくてはいけないのです。





放射性能力が半分になるまでの期間の目安である「半減期」。




よく話に出るセシウムでは、セシウム137が30年、セシウム134が2年です。



最も長い半減期を持つセシウム135でも230万年。




しかし、放射性廃棄物に含まれるもののうち最も厄介といわれるマイナーアクチノイドについては、
キュリウム247で半減期が1560万年と極めて長い。







それだけ長い間安定して放射性物質として存在してしまうのです。



自分の子供たちにそんな事実を突きつけるわけにはいかないでしょう。




ここで、現在の放射性廃棄物の処分方法である地層処分という以外の放射性物質の保管方法について過去の案をご紹介します。


  • 宇宙処分

放射性廃棄物をロケットで打ち上げ、宇宙空間に放出する。ただし、万が一打ち上げに失敗すると大気が放射性物質で汚染されるためこの案は採用されなかった。


  • 地上保管

地上の施設に保管するという案。
しかし地上では過去数万年の間にも地震、台風、津波のような災害に加え、戦争やテロといった人災まであり、数万年以上の安定保管には向かないと考えられた。

  • 氷床処分

発熱する放射性廃棄物を氷床の上に置き、この廃棄物の発生する崩壊熱によって氷の下数千メートルに閉じ込めるという案。
どの国にも属していない南極で国を超えての処分同意をすることは難しく、採用されなかった。

  • 海洋底下処分

放射性廃棄物を先のとがった容器に入れ、海面から落として自重で海底に埋め込ませるという案。
海底の環境が未知であること、海底資源が発見されると考えられていること、複数の国にまたがる公海での処分に同意が得られなかったことから見送られた。

  • 海溝処分

海溝のプレートのはざまに放射性物質をいれ、地球内部に取り込ませるという案。
ただし処分に失敗した場合に廃棄物の回収が困難であると考えられたこと、さらに公海での処分に複数国での同意が得られなかったことから見送られた。



どれも根本的な解決にはなっていないという事がよくわかると思います。




そして現手法での地層処分



ガラスで固めて地下300メートルより深い岩盤に永久保管する





というものです。



300メートルという深いところに埋めるのは、放射性物質を良く溶かす酸素を含んだ地下水がないため、
そして放射線が地上に届かないようにするため、という意味もあるでしょう。


放射性物質は数万年、そしてものによっては数千万年も保管しなくてはいけません。


そのためウランを1千万年以上安定して保存できている天然のウラン鉱床と比較し、ベントナイトの主成分である粘土鉱物が地下水世流入を弱め、
ウランを吸着している例などの情報を蓄積しているとのこと。


実際の放射性廃棄物は3重の人口バリアを有する容器で保管されます。


第一のバリア:ベントナイト

地下水がしみてきた場合、その水によって膨張し、割れ目をふさぐことで地下水の流入を防ぐ


第二のバリア:炭素鋼のオーバーパック

酸素が無い状態では腐食しない。万が一腐食が始まっても自ら錆びることで付近の酸素を消費し、腐食の進行をとめる。
また腐食した炭素鋼は放射性物質の吸着性もあるとのこと。


第三のバリア:ガラス個体

放射性物質はガラスで固められており、万が一水にさらされても溶けない。
しかし、地下水に触れ続けた場合7万年後にはガラスが溶けるといわれており完璧とは言えない。



しかしながら、これらのバリアが数千万年にわたってもつのかという以前に、
保管場所を日本と考えた場合、地層処分はかなりハードルの高いものとなります。


1. 火山と地温

地温が高ければ、当然掘削は困難となります。



2. 隆起

地下に埋めたはずが隆起してしまっては、酸素を含んだ地下水に放射性廃棄物をさらすことになります。



3. 活断層

地層が動いたら保管場所も損傷し、大量の地下水が流れ込む可能性もあります。




いかがでしたでしょうか。


今の汚染水問題も大問題です。


しかし、そもそも放射性廃棄物まで考えた時、
将来の方々に廃棄物を押し付けていいのでしょうか。




原子力は今のところ問題しかなく、そしてその問題はその後数千万年にわたって尾を引くこととなります。




是非早い段階で原子力発電を辞める方向にシフトすべきです。


今日はとても長く書いてしまいました。


それにもかかわらず、最後までお読みいただきありがとうございました。


今後も「放射性廃棄物」の存在を忘れずに原子力発電のあり方を考えていただければと思います。

夜明け時間

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相変わらず5時半に家を出ているのですが、日々景色に変化が!





そうです!



うっすら明るくなってきたのです!




日の出が早いというのは本当にありがたい。



静まり返る暗闇を一人で歩くのは少し寂しいのです(汗)。




そんな時、こうやって太陽が出迎えてくれるのは本当にホッとします!



一方で、暑いのが苦手な私.....。



今年の夏は暑さ控えめでお願いいたします.....。




我が家の雛祭り

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少し遅れてしまいましたが、我が家の雛祭りのご報告です。




我が家は3歳と1歳の娘がいますので、雛祭りは欠かせない行事です。



今年は奥様がちらし寿司とハマグリのお吸い物を作ってくれました。




また、3歳の長女は幼稚園のプレ教室でお雛様を作ったそうです。



そして、昨日の3月5日。


慌ててお雛様をしまいました!



このくらいの遅れであれば、娘たちの嫁入りが遅くなることには影響はないだろう、と楽観的に考えております!


一方であまり早く嫁に行きすぎても寂しいみたいな(汗)。



わがままなバカ親父でした。



失礼いたしました!



信号待ち

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今日はひな祭りですね。

昨日我が家ではちらしずしとハマグリのお吸い物を食べました。

何でハマグリなのかと思ったら、ハマグリの貝合わせから、
仲のいい夫婦という意味で、一生一人の人と幸せになれるように、
との意味があるそうです。



それはそうとして、今日はひとつ面白いネタを.....。



今日の帰りに信号待ちをしていました。


待っていたのは私を入れて15、6人(手前側と向こう側の歩道にいる人合わせて)。


私は一番最後の方に到着し、信号機から離れたところで待っていました。



しかし待てど暮らせど信号変わらず。



おかしいな、と思ってみてみると、


手押し信号なのに誰もボタンを押していなかった!


いやはやびっくり....。



20人近い大人がいて誰も気が付かなかったとは.....。



結局私がボタンを押したら一瞬で信号変わりました。



後ろから、



「何だよそれ」


というつぶやき。



まぁ、気持ちはわからないではありませんが、
そういうあなたも気が付かなかったわけですよね....。


私は颯爽とその交差点を走り抜けました。



何とも言えない「優越感」と共に(笑)。



出張帰りの出来事

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一昨日、昨日と石川県金沢市に出張していました。


仕事が終わり意気揚々と帰りの電車の切符をゲット!




さぁ、とPC開いて奥様が撮りだめしておいてくれたDVDを再生!


買ってきた昼ご飯をたべようとした瞬間、



北陸線上越方面の運転を見合わせます」



とのこと。



あれれ?



少し帰り遅くなるなぁ、上越新幹線待ってくれるかなぁ、なんてのんきなことを考えて待つこと5分。




「本列車の運転を取りやめます」







ええええええ??!!!



マジですか??!!




急いで窓口に急ぐ。



とりあえず、米原経由に帰るルートを変更。



東京に帰ることができればいいので。




そうしたら、乗車券はそのまま使えるみたいだけど、特急券は買い直し。


みどりの窓口には行列が.......。


イライラする人もあり.....。


仕方ないよなぁ、と冷めた目でみる。




とはいえ、差額を支払い特急券無事ゲット!



というか、特急券は正規料金なのかぁ......。


運転取りやめたのはJ○さんの落ち度なのでは....。と思いつつ.....。





無事に帰ってきました。



早く帰りたいこともありましたが、何かあった時のために、ということで早めに電車に乗っていてよかったです。



まだまだ電車も混む前で特急券も入手しやすかったですし。



火曜日だったというのも日程的によかったのかもしれませんね。





早め早めの行動はこういう時に効果出ますね!



サラリーマンの学術論文投稿の結果!

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長い道のりでした。




遂にPolymer Journalに私が単独で書いた論文が掲載されることになりました!



これほどうれしいことはいつ振りでしょうか......。







大学院時代は学会さえも出させてもらえず、何もできないまま修士課程修了。






本当に悔しかったです。






自分はどこまでやれるのか知りたかったので、せめてチャンスが欲しかったのです。







この悔しさをばねに、会社員として開発最前線で戦うことで成果を上げる一方、

研究するための環境づくりにつとめました。



目的はただ一つ。




自分は博士に匹敵する研究推進力があるのかないのか、その道の専門家に判断してもらいたい。





上の目的に最も合致するのは国際科学雑誌への論文投稿でした。







論文を投稿するにあたっては査読という審査があります。




この審査を行う審査員は、いわゆる大学教授がほとんどで、そうでなくても博士の学位を持つ専門家など、その道の「プロ」が「客観的」に審査します。








「この論文は新規性があるか?」






「論理的に研究が行われたか?」











というのが主な審査観点です。






私が単独で書いた論文が掲載許可されたということは、開発業務の傍らで進めてきた研究がその道の専門家に認めていただけたということを意味します。





上に言われたわけではなく、自分の信念だけで進めてきたことが認められたというのは、研究者にとって最大の喜びでもあります。




これで、私が出版した




「企業に勤める技術者が社内外で独り立ちを目指す 学術論文投稿に必須のマネジメント力」



という以下の本にも「はく」がついたに違いありません。論文掲載という成果を出せたわけですから.....。



そして、不遇な大学院時代のリベンジも達成できたと感じました。



一つ階段を上がれた気がします。



さらに上を目指して精進していきたいと思います!